スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- [--/--/-- --:--]
- スポンサー広告 |
- Trackbacks(-) |
- Comments(-)
- Permanent URL |
- TOP ▲
音階の対称性
久しぶりの投稿になります。
最近scaleの勉強をしていて、1つ気付いた点があります。
ひょっとするとjazzをやっている人、理論に精通している人には常識かもしれませんので悪しからず。
---
jazzを演るにはscaleの理解が不可欠ですが、その中でもmajor scale及びmelodic minor scaleからの派生scaleの2つは特に重要と考えられます。
当然ながら、それぞれのscaleの構成音間の音程は一意に決まっており、それがそのscaleを特徴付けています。
例えばIonian scaleのscale degreeは以下のようになります。
Ionian:(1,2,3,4,5,6,7)
これを1,2間、2,3間、3,4間,…の音程で表記すると、
Ionian:(全,全,半,全,全,全,半) - (I)
となります。(I)を逆にすると、
(半,全,全,全,半,全,全)
となりますが、実はこれはPhrigian scaleに他なりません。
同様の操作を行っていくと、以下のことが分かります。
[major scale]
上行(下行) ⇔ 下行(上行)
Ionian ⇔ Phrigian
Dorian ⇔ Dorian
Lydian ⇔ Locrian
Mixolydian ⇔ Aeolian
[melodic minor scale]
上行(下行) ⇔ 下行(上行)
Ionian ♭3 ⇔ Dorian ♭2
Lydian #5 ⇔ Locrian ♭4 (Altered)
Lydian ♭7 ⇔ Aeolian ♭5
Mixolydian ♭6 ⇔ Mixolydian ♭6
上記より、major scaleはmajor scale内で、melodic minor scaleはmelodic minor scale内で閉じている(!)ことが分かります。
また、この中でDorianと Mixolydian ♭6は上行も下行も同一のscaleになり、対称性の高いscaleであることも見逃せません。
- [2013/08/04 23:52]
- 音楽 |
- Trackbacks(0) |
- Comments(0)
- Permanent URL |
- TOP ▲
- | HOME |
Comment Post